保育園と幼稚園選びで気をつける5つの事
子供が小学生と中学生になって振り返ると、小学校に入学する前ににどれだけバランスの良い働きかけができているかでその子の人生が大きく変わると実感しています。
もちろん、遅咲きで小学校の途中までは静かだったのに途中から元気になったりという子供は何人もいますが、小学校1年生の時に人の話が聞けない、問題行動が多々見られる子供に関しては基本的に小学校6年生になってもその本質は変わらないなと思います。
小学校入った段階で差が出るのはどうしてでしょうか?
言葉の発達
一番最初に重要と言えるのは言葉の発達です。言葉の発達が遅いというのはその後の発達に大きな影響を与えます。
環境
次に重要なのが、環境といえます。環境はその子供が成長するのを手助けしてくれるような環境のことです。だめと言わない、指示をしなくても自分で遊べる環境を作るというのが理想です。
表現
それに加えて、自由な環境で自由な発想で想像力を膨らませたり、創意工夫を表現できる環境も必要です。
健康
次は安全が保たれて健康な状態であるかどうかというものです。食生活がきちんとされていて、のびのびと遊べる空間があることが大事です。
人間関係
そして、仲間同士遊ぶことによって社会性を身に着けられる環境です。ただ、友達同士で遊べるようになるタイミングがあるのでその時に仲間がいるということが大切です。
消極的教育と積極的教育
幼稚園と保育園選びに重要なのは消極的教育と積極的教育どちらかということです。
では、それぞれどういう意味かというと、上記に上げた5つのことができている幼稚園はだいたいが消極的教育を行っています。教員が指示を出さなくても子供が興味を持って自ら行う教育のことです。
では、積極的教育というものはどういうものかというと、小学校のように先生が指示出した内容をクラスのみんなが実施していくスタイルです。たとえば、ひらがなや、計算などプリントを配って先生が教えた内容に沿ってやっていくというスタイルです。
積極的教育は、小学校に上がってからはいいですが、就学前は圧倒的に消極的教育が必要です。家での子供との関わりも消極的教育がおすすめですが、幼稚園や保育園を選ぶなら、自分から興味を持ってやれるようなところを選ぶことが重要です。