子供が学校を選ぶとき、どういう基準で学校を決めますか?大体の方は偏差値を参考にして決めるのではないでしょうか?
もちろん偏差値を基準にすることは大事ですが、偏差値が同じと言って学校内容も同じではありません。逆に2つの学校を比べて偏差値が高い学校より低い方の学校が内容が良かったりする場合もあります。
結局は実際に入ってみないとわからないことも多いですが、ある程度は事前に知ることができます。
受験をしてみて学校について調べたり、すでに入学している人からの情報を聞いたりしても限界があります。見た目では分かりづらい良い学校(女子)をまとめました。
今回はすでに人気のある学校は外してあります。第1希望の学校ではなく、滑り止めで選ぶ学校で迷った時に基準にしてもらえるように、どんな学校かあまり知られていなかったり、偏差値は低いけれど実はいいのに・・・という学校を選びました。
女子が入学できる学校(女子校または共学)を選んであります。男子についてはもっと顕著にいい学校とその他と別れていますが、こちらは次男が受験が終わるまでは内緒にしたいと思います。
女子が受験できる隠れおすすめ中高一貫校
頌栄女子学院中学校
御三家目指していた子が落ちてしまい、第2回(2月5日)受験でも納得して入る子が多いようです。面接の時に前向きな気持で入学できるような配慮もされています。クリスチャンの学校なので、学校全体として優しい雰囲気のあり、先生方も子供をしっかりサポートしてくれます。
大妻中学校
伝統校なのですが、しっかりその内容を引きついでいます。伝統校は長い間続いていく中で新しい教育内容の変化や、学校改善努力などおざなりになる所も多くありますが、大妻はしっかりした学校体質になっていると思います。
富士見中学校
偏差値で見るとそれほど高くはないのですが、学祭があまりぱっとしないからでしょうか。学校の中はとても雰囲気がよく、先生方もしっかり子どもたちをサポートしてくれています。勉強の内容はとても丁寧です。最初の頃は特にピンポイントに教科の内容を抑えていて、スロースタートですが、勉強内容をしっかり定着させようという意図が見えます。卒業してからも仲いい友達関係が続く学校です。
京華女子中学校
学校全体として子ども目線で子どもと接している先生が多いと思いました。勉強は先生によって教え方が上手な先生がいてその教科が得意になったり、友達同士も仲がいいようです。小学校の時にいじめ問題に悩んでいた子や学校の先生に理解してもらえなかった子はきっとこの学校だとのびのびと学校に通えるのではないかなと思いました。
成蹊中学校
大学まで続いている学校だと、学校内容に偏りがある学校が多いのですが、成蹊は学校体質がいいと思います。大学附属ですと大学受験をしないということを視野に入れて学校選びをしてその学校自体を見ずに選んでいる人もいます。
城西大学附属城西中学校
大学まで付属ということであまり学校教育に力を入れていなかったのですが、数年前から他の大学受験にも対応できる力をつけるようなカリキュラムに変わったようです。カリキュラムだけでなく先生が子供としっかり向き合い、成長を促すような先生も増えてきたようでしっかり勉強以外でも子どもがやる気になれるようにサポートしてくれています。英語での受験もあり、英語の数人取り出しクラスもあります。生姜校の時に不登校がちだった子も、安心して学校に通えるようになっています。京華女子中学校同様小学校の時にいじめ問題に悩んでいた子や先生に理解してもらえなかった子におすすめの学校です。
女子が受験できる中高一貫校
学校の教育方針と言うよりは、学校が生徒の方に目を向けて、生徒がどうやって成長していくかを常に考えている学校は自ずと生徒が楽しく学校生活を送れているようです。
偏差値は高いけどどうなんだろう…。と思う学校あります。特に大手塾が御三家落ちて滑り止めに指定してくる学校の中に偏差値だけ!と思う学校もあります。学校名は上げませんが、受けると決めた学校はよく調べてみてください。学校見学だけではなく、ネット上にある数字から拾ってみたり、実際の表向き口コミでなく、裏の裏まで情報を集めていくとその学校がどんな学校か見えてきます。
第1志望が落ちて滑り止めに決まったとき、「受かった学校がここしかなかったからしょうがない。」というのではなく、希望の学校より偏差値が低くても、快適な学校生活が送れる学校選びをしてください。