歴史小説から何を学ぶ!?歴史で自分も変えることが出来る!

国算理社

歴史小説で少しづつ自分を変えてみよう!

歴史小説は学校で勉強する歴史とは少し違います。学校では歴史を勉強する理由は受験が主な理由の方が多いのではないでしょうか?皆さんにお聞きしたいです!学校の歴史で100点とって嬉しいと心の底から感じることができるでしょうか?私は歴史が大好きで学校の歴史の授業もまじめに受けて、テストでも良い点数を取ることが出来ました。 しかし、高校生に進学するまで、歴史小説を1冊も読みませんでした。学校の教科書に書いてあることと、歴史の先生の授業が歴史のすべてだとその時まで思っていました。

しかし、高校3年のころに読んだ1冊の歴史小説がきっかけで、私の歴史に対する考えがすべてひっくり返りました。今回はそんな歴史小説を苦手とする方に、歴史小説を1冊ごとに解説を交えて紹介したいと思います。 学校で勉強する歴史を否定するものではないので注意してくださいね!

歴史小説で自分の郷土を振り返る

皆さんは自分の故郷の歴史をどれくらい理解していますか?私は日本史が大好きです。でも私が住んでいる地域の郷土の歴史をあまりにも知りませんでした。それを教えてくださった歴史小説が直木賞受賞作家である高橋克彦先生の「火怨(かえん)」です。 この小説の主人公は「アテルイ」という蝦夷の棟梁です。このアテルイと初代征夷大将軍「坂上田村麻呂」率いる朝廷と蝦夷たちとの戦いを描いた本です。

高橋克彦先生が小さい頃はアテルイは、朝廷に刃を向けた悪人として認知されていました。高橋克彦先生が自分の郷土の歴史についてあまりにも理解不足と感じたことからこの本が生まれたとされています。

つまり、歴史とは自分の生まれ育った郷土を深く理解し、愛することだとこの本を通して私の中で歴史の考えが変わりました。自分の歴史がわからない人が、教科書に書いてある他人の歴史を理解できるとは思えなくなりました。

両親が生まれ育った郷土から遡る

自分の歴史を理解するために両親が育った出身地の歴史を調べて、時代をどんどん遡っていきました。そして、自分の本当のルーツにたどり着くことが出来ました。その時心地よい浮遊感を得ることができました。自分の両親の歴史の一端に触れることができ、少しうれしかったです。

歴史小説は色々な角度で歴史にメスをいれます。そのメスは自分の歴史へのメスでもあります。自分と自分が生まれ育った郷土を勉強することで、もっと深く歴史を理解することが出来るかもしれませんね。

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