3Dプリンター出力時短術!同じデータは縦横そろえる!?

プログラム

3Dプリンター(熱溶解積層方式)の出力時短方法

家庭用の3Dプリンター(熱溶解積層方式)の製品は、出力に時間がかかることが多いです。ですが、3Dデータを少し工夫することで家庭用の熱溶解積層方式の3Dプリンターでも出力の時間を短縮することが可能です。以前の記事でティンカーキャドのスケルトンキットを紹介したので、それを例にして、3Dプリンターの出力時短術を紹介します。

3Dデータの位置を縦軸を同じ位置にそろえる!

熱溶解積層方式の3Dプリンターではミルフィーユのように樹脂を重ねて造形していきます。縦軸を同じ位置にすることで、プリントヘッドの移動する時間を短縮することが可能です。3Dデータの位置がバラバラだと、プリントヘッドの移動だけでかなり時間を消費してしまいます。

同じ部品を量産する際は軸の位置を同じにしてもよいですね。

3Dデータの横の幅も狭める!

3Dデータの縦軸を揃えたら、次は横の幅の設定です。同じ3Dデータの場合はなるべく横の幅を狭くすることで、プリントヘッドの移動時間を短縮することができ、短時間で3Dデータを出力することが可能です。

ここで注意が必要なのが、プリンターの出力方法によっては以上の方法が通用しない場合があります。熱溶解積層方式のプリンターの場合は以上の方法である程度時間を短縮できますが、光造形方式のプリンターはエポキシ樹脂などに紫外線を当てて固めるので、プリントヘッドの移動する時間などは関係ありません。

熱溶解積層方式で使える時短方法だと思ってください。あくまで参考程度に・・・・。

3Dデータを量産するなら時短方法を色々試す!

家庭用のエントリーモデルの3Dプリンターは出力に時間がかかる場合が多いので、どうすれば出力の時間を短縮してきれいな造形物ができるかいろいろ試行錯誤する必要がありそうですね。自分の使用しているプリンターの出力方式をよく理解して、早く精度が高い造形物を作れるようになれれば理想的ですね。日々勉強ですね!

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