中高一貫校を受験をすると決めたら

中学受験

中学受験をするかどうか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
受験をするかどうかは小学校高学年の多くの時間を塾で費やすわけなので、そんなに簡単には判断できないかもしれません。

なんとなく塾に通っているけど受験をするかどうか迷っている人、公立一貫校なら記念受験兼ねて受けてみようかな、と思っている人もいると思います。

でも終わってみて思うのは中途半端は良くない、ということです。

小学校5年生の夏休みまで受験しようかな、どうしようかな?と迷っていてもいいですか、5年の夏休み終わる時には受けるか受けないかをきっちり決めておいたほうがいいと思います。

そして受けると決めたからには、戦略的に勝ちに行く方法(合格への道)をきっちり計画する必要があるのではないでしょうか。

5年夏休み後から受験本番までの親の対応

5年生の夏休みの段階で受験すると決めた時、そこからどうやって6年生の1、2月の本番までやっていくかの基準をまとめました。※ただし塾の規模や、小規模塾の場合は変わってきます。

1、受験を決めた段階で塾に入っているか入っていないか。
入っている場合はその塾の中でどのクラスに配置しているかが今後の方針を大きく左右します。

もし一番上のクラスだった場合、ある程度塾の方針に従って塾と相談しながら進めていくのをオススメします。

もし一番下、または下から2番目のクラスだった場合、塾任せにするのはやめましょう。親がきっちり方針を立ててあくまで塾は教科の進行の目安としましょう。

難しいのが上から2番目のクラスだった場合。
上のクラスよりの2番目のクラスであれば、ある程度塾と一緒に進んでもいいと思いますが、下のクラスに近い2番目のクラスだった場合は、塾の先生の話している内容が信頼できるかどうかで決めるといいと思います。

正直大手塾は実績にこだわっています。一番上のクラス、または特講クラスに対してはしっかり対策打ってきますが、2番目以下のクラスの場合はあきらかに「どうでもいい。」と思っているのがすけて見えます。

5年の夏終わった段階からクラスが上には上がることは滅多にないです。次のクラス分けテストに賭けよう、とするあまり子どもに無用なプレッシャーだけを与えるのは最悪の結果を招きます。かといって塾に任せておけば最後なんとかしてくれるだろうと思っても結果として上手くいっているのを見ませんでした。

子どもも塾のその先生の態度に敏感に感じ取り、自分は相手にされていない、または上のクラスの子は頭がいいから別格だ、と思い込みます。

これが一番問題です。なので下に行けば行くほど大手塾ではなくて個人でしっかりサポートしてくれる塾の方がいいことがあります。もし転塾を考えるのであれば5年生の9月が最後のチャンスかもしれません。それを過ぎると新しい塾に慣れるまでの時間も考えて受験まで間に合わないリスクが大きいと言えるでしょう。

大手塾まかせの親の子で一番上のクラスでない子たちの対応を見ていると、6年夏過ぎの大事な時期に志望校に向けて個別の対策を打ってくれていませんでした。汎用的な勉強をしていることで全く志望校にあっていない対策の為、直前までずれた勉強をしていました。

子供が何が苦手か何が得意なのか全く分かっていない、だから出来るところに時間を使って穴が空いているところを塞いでいない、だから点数が上がらないという負のループを繰り返します。

結果として受験後、落ちてしまった子たちは今までずっと偏差値に追いかけられて、勉強量だけは多く、なのに結果に結びつかなかったことで、受かった子に対しての妬みが酷くなりました。(もちろん一部です)

中高一貫校を受験すると決めたらまとめ

はっきり言えることは塾任せにしないということです。一番上のクラスの子もある程度は塾任せにしますが、きっちり子どもの足りない部分をサポートしてくれているかどうかを見ましょう。
そして一番下のクラスに関しては、塾は教科の進行状況の目安にする程度で、実際の子どもの苦手教科や、得意分野の把握は親がコントロールする必要があります。

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