3分「古事記」パート1!イザナギの禊(みそぎ)のお話

国語

モンストのキャラがイザナギの禊(みそぎ)から!

前回はイザナギが、奥さんのイザナミを黄泉(よみ)の国へ迎えに行った話をしました。今回はイザナギが新しくうんだ神様「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」「月読命(つくよみのみこと)」と「須佐之男命(すさのおのみこと)」のお話をしますね!
このモンストでも人気のキャラはどのようにうまれたのでしょうか?

イザナギの禊(みそぎ)から生まれた神様とは?

イザナギは黄泉(よみ)の国から命からがら逃げてきました。イザナギは黄泉の国の穢(けがれ)を落とすために禊(みそぎ)を行います。
禊(みそぎ)とは、水や塩をつかって悪いことをおはらいすることです。現代でも禊(けがれ)という言葉は意外と使われています。
現代の禊(けがれ)は、水や塩を使ったものだけではありません。例えば、学校でも会社でも、悪いことをしたら、反省文や始末書というものを書きます。
また、彼氏が浮気をしたときに彼女に謝りますよね。これらの行為を禊という言葉で表現している人が多いですね。
イザナギも自分自身の悪い行為や因果(いんが)を浄化するために、禊(みそぎ)を行います。このときにとても重要な神様「三貴子(みはしらのうずのみこ)」がうまれます。

三貴子(みはしらのうずのみこ)とはどのような神様?

イザナギは最初に左目を水で清めます。そうすると、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」がうまれ、右目を清めた時に「月読命(つくよみのみこと)」がうまれ、最後に鼻を清めた際に「須佐之男命(すさのおのみこと)」がうまれました。
こうして、モンストやパズドラに登場する有名な神様が古事記に登場します。
これらの三柱を「三貴子(みはしらのうずのみこ)」と呼びます。長女がアマテラスで、長男がツクヨミ、末っ子がスサノオです。
イザナギは長女のアマテラスに神様が住む高天原(たかまがはら)、ツクヨミに夜之食国(よるのおすくに)、スサノオに海原を治めるように命じます。ツクヨミは男神として考えられていますが、女神かもしれません。ツクヨミは謎が多いです・・・。

豆知識

貴族の位「左大臣(さだいじん)」のほうが「右大臣(うだいじん)」よりも偉いですよね。なぜなのでしょうか?左目からうまれたアマテラスのほうが、右目から生まれたツクヨミより早くうまれたからだという説があります。あくまで説です。

イザナギの禊(みそぎ)のお話まとめ

今回はモンストで登場する「アマテラス」や「スサノオ」が登場しました。まだ国づくりは途中です。
これからどのように物語は進んでいくのでしょうか?次回はアマテラスとスサノオの兄弟げんかのお話をしますね!

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感想(10件)

最後に古事記前回続き第5話をご覧ください

Youtube/古事記 の物語 第05話 【 禊 ・ 三貴子 】 By Rakinasuchi

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